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- 大腸検査について
大腸がんは男女ともに増加傾向にあります。初期の段階では症状はほとんどないため、定期的な検査を行い、早期発見していくしかありません。
当院では随時、大腸内視鏡検査の受付を行っております。
大腸内視鏡検査を受けるまでの流れ
大腸内視鏡は大腸にたまっている便をきれいにする必要があります。そのため検査の前に前処置として下剤を内服していただきます。
事前に下剤を取りに来ていただく方法
検査希望日の前日までに来院していただき、下剤を処方します。
当院では検査前日に禁食にはしません。
消化に良い食事を軽くとっていただくか、便として残りにくい食事をお渡しします。
事前に下剤をお渡しした場合のメリットは、家で下剤を内服していただくため、病院にいる時間が短くてすみます。
検査希望日に直接来院される方法(平日の場合のみ)
当日9時に来院していただきます。
朝食は絶対にとらないでください。飲水は大丈夫です。(糖分の入っていないもの)
来院されてから1〜2リットルの検査用の水を飲んでいただきます。
溜まっている便がきれいになりましたら、検査をします。
(きれいになるまでに2〜3時間かかります。便秘がひどい方はそれ以上かかる場合があります。)
※前日の食事は消化に良いものにし、夕飯は早い時間に軽くとってください。
<良い例>
- 素うどん
- おかゆ
- 豆腐
- 鳥のささみ
- 白身魚
- 皮をむいたリンゴなど
<悪い例>
- 海草類
- 繊維を多く含む野菜類
- こんにゃく
- 果物の種
- 豆類
検査を担当する医師が学会等で不在の場合や、検査が立て込んだ場合は稀にお断りする事があります。
事前にお問い合わせください。
ポリープがあった場合
ポリープを認めた場合、当院では当日切除可能です。切除した場合は以下の注意事項を守っていただきます。
7〜10日間 | ・安静(仕事はしていただいて構いません。) ・遠方への出張や旅行を控える ・激しい運動の禁止 ・飲酒の禁止 |
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ポリープを切除した当日は1泊入院していただきます。
麻酔について
大腸検査時の麻酔は点滴で眠くなる薬を投与し、寝ている間に検査をする方法です。
当院では患者さまにモニターを一緒に見ていただき、随時説明していくため、基本麻酔はかけません。
腸が極端に長い方、お腹の手術をした既往があり癒着がある方、過敏な方は痛みを伴う事があります。
また以前、他の病院で検査時に痛みを伴った事がある方などは麻酔をかけますので、事前に申し付けてください。
また検査終了後2〜3時間院内で休んでいただきます。
車の運転は避け、公共交通機関か家族の方に送ってきていただく事をお勧めします。